Monthly Pickup Artist
Monthly Pickup Artist 2020/9
Monthly Pickup Artist 2020/8Monthly Pickup Artist
Harokkaを彩る旬なクリエイターを毎月紹介し、その活動や人柄にスポットを当てるコーナー。
普段のお仕事や意外な一面、作品への想いなど、気になるクリエイターに注目!
第20回は、アジアやアフリカのテキスタイルに影響を受けた有機的な幾何学模様を得意とするパターンデザイナー、tettetextileさんをピックアップ!
Q1 絵を描き始めたきっかけはなんですか?
絵そのものは物心ついた頃には描いていたのであまり覚えていません。
専門的に学んだことはありませんが、ずっと何かしらの絵は描いていました。
Q2 子供の頃はどんなお子さんでしたか?
秘密基地を作ったり、川に飛び込んだり、竹藪の中を探検して遊んだりしていました。
ピアノを習っていたせいか絵よりも音楽が好きな子でした。
Q3 目標にしているアーティストはいますか?
テキスタイルデザイナーの古家悦子さんという方です。
元々は手芸屋さんでこの方のechinoというコレクションを見てファンになったのですが、自分でもパターンを作るようになって、ひと目見てこの人とわかるデザインや色使いが凄いなあと。
私もそんなデザインが出来るようになりたいです。
Q4 好きな言葉とその理由を教えてください。
「これからの人生の中で今が一番若い」です。
新しいことを始めるのって結構エネルギーが要るので、面白そうだな、やってみたいなと思ったことを始める時に、この言葉を思い出して背中を押して貰っています。
Q5 デザインをする中で、特に意識していることはありますか?
日常生活の中で見たものからアイデアを思いつくことが多いのですが、 何かを見ていいな、素敵だな、と思った時にその物の何に惹かれているのかを考えてデザインに落とし込むように心がけています。
Q6 アーティスト活動をされていて、一番嬉しかったことはなんですか?
自分の作った物が誰かの日常の中にあることです。
私自身、お気に入りのデザインの物を使うと気分が上がってうきうきするタイプなので、私の作ったデザインも誰かのそんなお気に入りになれていたらとても嬉しいです。
Q7 デザイン・アート以外の趣味や特技はありますか?
たくさんあります!
基本インドアなので、家で一人で出来ることが多いです。
アクセサリーや服を作ったり、DTMやゲームも好きです。
しばらくお休みしていますがアフリカンダンスも好きです。
Q8 将来の展望や目標はなんですか?
たくさんの人にもっと手軽にtettetextileのデザインを手に取っていただけるようにしたい!
テキスタイルでいうと、手芸屋さんでLibertyやmarimekkoのように専用コーナーを作ってどどーんと置いてもらえるようになるのが夢です。
それからtettetextileの生地でオリジナルの型紙を使った服も作りたい。
もう少し落ち着いたらイベントにも出展したいですし、いつか個展を開いてみたいです。
Q9 クリエイターを目指す方にアドバイスがあれば教えてください。
クリエイターの先輩でもある友人から、なりたいものをパン屋に例えて言われてすごく納得した言葉を紹介させてください。
「パン屋になりたければとにかく毎日パンを焼け、そしてどんどん人に食べてもらえ」
毎日試行錯誤してパンを焼けば、自分の得意なパンも分かってくる、作れるパンの種類も増える、パンを焼くための筋肉も鍛えられて自信にもなるなと実感しています。
Harokkaさんに飛び込んだのも、もっとたくさんの人に自分の作ったパンを食べて貰いたい!と思ったのがきっかけです。
どんどんパンを焼いていきましょう…!
Q10 今後Harokkaでやってみたいことはありますか?
壁紙やカーテン、ソファカバーやクッションカバーなど…トータルでデザインしてみたいです。
一部屋まるごとtettetextile!みたいな感じで。
また、ふすま用リメイクシールがあるのを見て思いついたのですが、障子紙のデザインもできたら面白そうだなと思いました!
光に透けることを活かした柄を考えてみたいです。
9月1日より日暮里の生地屋「齊藤商店」にて委託販売を開始されるtettetextileさん。
齊藤商店の実店舗とオンラインショップでご購入が可能です。
ハンドメイドが得意な方は、魅力的なファブリックで身近なアイテムを作ってみるのも素敵ですね。