Monthly Pickup Artist
Monthly Pickup Artist 2019/9
Monthly Pickup Artist
Harokkaを彩る旬なクリエイターを毎月紹介し、その活動や人柄にスポットを当てるコーナー。
普段のお仕事や意外な一面、作品への想いなど、気になるクリエイターに注目!
第8回は、書籍・雑誌などの他、ファッションや雑貨制作と幅広く活躍するイラストレーター タカヤママキコさんをピックアップ!
Q1 絵を描き始めたきっかけはなんですか?
姉の影響で、4~5歳の頃から漫画を描き始めたのがきっかけです。
「りぼん」という漫画雑誌の漫画を模写するところから始めたのですが、いつの間にか自作の漫画をノートに描き溜めるようになっていました。
Q2 子供の頃はどんなお子さんでしたか?
山奥で育ったこともあり、とにかく活発でだいたい外で遊んでいました。
昆虫や両生類などの生き物に興味があり、山や田んぼで捕まえてきては観察していました。
また、楽器やおもちゃを自作することが好きで、身の回りから材料を集めてきて工作していました。
Q3 一番記憶に残っているお仕事はなんですか?
ザテレビジョンという雑誌で、嵐の相葉雅紀さん、大野智さん、松本潤さんのグラビアページの写真にイラストを合成した仕事が一番記憶に残っています。
現実では不可能なシチュエーションも、写真とイラストとの合成なら可能になる面白さがありました。
見てくださったファンの方からの感想も嬉しかったです。
Q4 今までで一番苦労したお仕事はなんですか?
数年前に「Paradise -花と生き物いっぱいのぬりえブック-」という大人塗り絵の本を出させていただいたのですが、担当編集さんが「タカヤマさんの世界観で好きなように描いてください」と仰ってくださり、ありがたい反面、期日までに40点近くの塗り絵線画のアイデア出しをするのと、手描きで細かい線画を仕上げる作業はなかなか大変でした。
この時ばかりは、脳と手があと数個欲しいと思いました。
Q5 デザインをする中で、特に意識していることはありますか?
今までに見たことがないと思ってもらえるようなデザインにするよう心がけています。
ですが、奇抜過ぎずあくまでも使いやすく日々の暮らしやコーディネートに馴染むことや、何より自分が欲しいと思えるデザインを作ることが大切だと思っています。
Q6 アーティスト活動をされていて、一番嬉しかったことはなんですか?
イラストを見てくださった方から「あなたの絵が好きです」と言っていただけることです。
Q7 デザイン・アート以外の趣味や特技はありますか?
趣味は読書をすることです。
最近は歌人の穂村弘さんの作品にはまっていて、穂村さんの全作品を読破することがささやかな目標です。
特技はソフトクリームを美しく巻くことです。
Q8 将来の展望や目標はなんですか?
読書が好きなこともあり、書籍の装画を手がけたいです。
また、お菓子や食品のパッケージイラストも手がけたいです。
Q9 クリエイターを目指す方にアドバイスがあれば教えてください。
著作権関係や契約関係のことは、本を買うなりネットで調べるなりして勉強しておいた方が良いと思います。
小難しく感じるかもしれませんが、その知識は必ず自分の身を救います。
Q10 今後Harokkaでやってみたいことはありますか?
Harokkaさんがこれからチャレンジされる様々なことに参加できたらいいなと思います。
現在、学芸大学駅近くの古書店「SUNNY BOY BOOKS」にて、お風呂をテーマにしたタカヤママキコさんの個展「バスタイム」が開催されています。
タカヤマさんのイラスト原画展示のほか、オリジナルグッズの販売も行っています。
SUNNY BOY BOOKは、店主の高橋さんによってセレクトされた本が敷き詰められた可愛らしい古書店。
「展示と併せて、お気に入りの本と出会っていただければと思います」とタカヤマさんからもコメントをいただきました。
個展「バスタイム」は9月12日(木)まで開催中です!