Harokka Creator's Remake sheet
家紋提灯 kamon chochin
Designer いろはな
中陰菱に花菱、五瓜に梅鉢、丸に木瓜。
江戸時代、夜道を歩く際に使われた家紋提灯。
提灯からこぼれる明かりがモダンなデザインです。
※こちらのデザインはリピートしておりません。
いろはな
わたしたちの毎日をもっと美しく、もっと楽しく。「いろはな」はくらしを華やかに彩るためのデザインブランドです。
かつて着物のデザインの見本となった、図案の数々。
わたしたちは高度なスキャン・修正技術によりそれらを忠実にデジタルデータ化。
一度は役目を終えたデザインたちに再び、新しい命を吹き込みました。
いろはなはインテリアを中心としたさまざまなシーンに向け、これからも日本の伝統的なデザインを提案していきます。
サイズ | 横幅60cm × 高さ1m20cm |
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特徴 | |
素材 | 塩化ビニル |
商用利用 | 商用利用については こちら をご一読ください。 |
その他の注意事項 |
わたしたちの毎日を
もっと楽しく、もっと美しく。
町人文化と友禅染
時代は、町人文化が花開いた元禄、当時の染物職人たちは、白い布地の上に絵を描いていくように自由に模様を染め出す新しい技術を生み出しました。
京都で、扇の人気絵師であった宮崎友禅斎は、この最先端の技術を用いて、自らの描く扇の図案を着物の模様に応用することを思いつきます。
京の人気絵師の図案と、絵を描くように染め出す当時の最先端の技術を組み合わせた染物は、友禅染と呼ばれ、今までにない鮮やかで多彩な色彩の着物として大流行しました。
長く静かな眠りについていた
美しい着物の図案の数々
時は流れて現代、今では住む人のいなくなったその屋敷は、まるで時代に取り残されたかのように、京都の町の片隅にひっそりと佇んでいました。
この屋敷の整理をしていた家主は、長らく使われることがなく、埃まみれになった箪笥を見つけます。
何かに惹かれるように、ゆっくりと箪笥の引き出しを開けた家主は、引き出しの中身を見て思わず息を呑みました。
そこに収められていたのは、かつて友禅染の職人たちが使用した、膨大な数の着物の図案だったのです。
一度は役目を終えた文様が
時を経て、わたしたちの暮らしを彩る
この家主が、奇しくも伝統の職人技を守り続ける現代の内装機材メーカーと付き合いがあったことが、これらの図案の運命を変えることとなります。
現代に生きる機材メーカーの職人は、最新のスキャン技術により、これらの希少な図案に再び命を吹き込みます。
連綿と受け継がれてきた着物絵師の技術の集大成である美しい図案と最新の技術を持った現代の技術者の出会い、時代を越えてふたつの職人の運命が交差したその瞬間、和柄デザインブランド「いろはな」は誕生しました。